学生時代は図工の授業も苦手だったという松崎さん(20代)。NGO団体の仕事でチラシのデザインを任されて戸惑い、仕事を続ける中で「これで良いのか」とモヤモヤした気持ちを抱えていたと言います。「あさからデザイン塾」で、どんな学びを得て、どんな成果をつかんだのか、お話を伺いました。
デザイン塾を受講しようと思った理由はなんでしたか?
ー松崎さんー
NGO団体で仕事をする中で、団体の活動報告やイベントをSNSで広報することが何回かあったんです。当然オンライン向けのものを作るわけですが、それまでデザインを学ぶ機会がなかったこともあって、自分の作っているものが効果があるのか、これで良いのかと悩んでいました。
その時たまたま、「今度、デザインの基礎が学べるあさからデザイン塾というものをオンラインでスタートするので、受けてみませんか?」と芹田さんから直接声をかけていただいて。「この機会に自分のデザインについて学んでみたいな」と思って、受講を決めました。
それまでは、デザインを学ぶ機会がなかったのですね
ー松崎さんー
はい。高校のデザインの授業以来全く触れてないですね(笑)
今のNGO団体の仕事に入る前も全くなくて。デザインの仕事も、それまでに携わったことがなかったので本当に初めての経験でした。
いきなりデザインを任されて、どんな気持ちでしたか?
ー松崎さんー
初めはやっぱり戸惑いがありました。
どういう文章を作れば良いのか、どんなふうにデザインすれば良いのか分からなくて、人が作っているものを見よう見まねでやっていた感じです。
ゼロから作る環境で、誰からも教えてもらえないというのは大変ですね
ー松崎さんー
そうなんですよ!
モヤモヤしながら作り続けていたところがありまして。どこかで学ぶ機会が必要だなとは思っていました。
お仕事を始めてから、デザインや制作物に対して、誰かから感想や評価をもらったことはありましたか?
ー松崎さんー
ないですね。悪い評価も良い評判もないので、良いところも悪いところも分からない状態が続いていました。だから、あまり印象に残らないものだったのかなーと悩んだりして。
今もときどき別のものも作る機会があるのですが、受講した後は、芹田さんのアドバイスを参考にしながら作業しています。
あさからデザイン塾を受講してみてどんな手応えがありましたか?
ー松崎さんー
デザインそのものに対しては、すごく苦手意識があったんです。手応えがあまりにもなくて、小中高と図工も苦手で良い評価がなかったので。
でも、受講したことで、すごくデザインセンスが良いものを作ることが第一の目標じゃなくて、何を伝えたいかがわかるようなものを作りたい、という気持ちのベースになるものが持てるようになりました。
あと、とても役に立ったのはルールですね。余白の作り方や考え方であったりとか、そういう基本的なルールに従って作ってみたら本当に良くなりました。
デザイン的におしゃれなものが作れるようになったというわけではないけれど、自分が訴えたいと思う内容を伝えられる広報物が出来そうだなと、実行してみて感じました。
受講の前後で変化が実感できたんですね
ー松崎さんー
意識の変化はありました。
スキル的なところはまだまだなんですが。受講する前と後では意識的なところが変わったなと感じます。
デザインへの苦手意識は変わりましたか?
ー松崎さんー
まだまだ四苦八苦しているので楽しいというところまでは到達していませんが(笑)
作った後に今回「良い文章できたな」「きれいなデザインできたな」と、自分が納得できることが前より増えた気がします。
少しずつですけど、自分が作りたいものが明確にわかってきたというか。
あさからデザイン塾で、分かりやすかったポイントはどこですか?
ー松崎さんー
私はオンライン講座を初めて受講したのですが、ただ話をするだけじゃなくて、Zoom上で視覚的に教えていただけたところですね。
回ごとにデザインのルールを一つずつテーマとして展開されていたのですが、実際に自分が作った広報物とかチラシとかを見て頂いて、アドバイスをいただくこともできました。
よく目にするポスターやCMなども、「こういうルールを活用しているのか」と思って見ると、いろんなものがあるんですよね。こんなふうにデザインを捉えることができるようになって良かったです。
頼もしさを感じられる変化ですね!今後もデザインを学ぶ機会が必要だと思いますか?
ー松崎さんー
個人的には必要だなと思っています。これからも継続的に仕事があるので。
まとまった時間を使って勉強するのは大変なところもありますが、やった方が良いと思います。
芹田さんが言っていたことでもありますが、あさからデザイン塾は、NPOの仕事などに関わっている人にぜひ受講してほしいと、僕も思います。NPO向けのデザイン講座って今まで見たことがなかったので、迷っている人は他にもいるのではないでしょうか。
僕みたいにNPOやNGOに関わっていて、専門的にではなくてもデザインの基礎を学ぶ機会があればと悩んでいるたくさんの人に、この塾を知ってもらいたいですね。
塾長からのコメント
松崎さんは非常に実直で熱心な受講生さんでした。まっすぐに向かってきてくれる受講生さんには、私も「教えられることはどんどん伝えよう」と熱が入ります(笑)
あさからデザイン塾はオンラインで受講できるため、場所を選ばない自由さが喜ばれました。
松崎さんのように、お仕事の制作物のデザイン相談もお受けしています(有料相談コース:準備中)。
デザインのお悩みがある方は、お気軽にご参加ください。
こちらのYouTube動画でもデザインの知識など配信しています。